強大な超能力を持ちながら、超能力を使わず日常生活を送りたいと考える気弱な中学生・影山茂夫が主人公の作品です。
今回は茂夫にくっついていた悪霊・エクボがメインの話でした。
戦闘シーンもやはり迫力があり縦横無尽に動く映像は見ていて楽しいです。
敵の不気味さにエクボの心情面も合わさって、とても見応えがありました。
茂夫とエクボの友情にも胸が熱くなります。
きちんと相手を理解しようとするなど、物事を真摯に考える茂夫の姿勢はこの作品全体を通して伝わり、そういう面でも好感の持てるストーリーです。
今回のクライマックスは、かなりグッときてしまいました。
前回の笑いからこうグッとさせられるとは、いい意味で落差が激し過ぎます。
個人的には、クライマックスに入ってきた歌はちょっとイメージと合わないので、歌声のないBGMの方がよいと思うのですが。
しかし、ラストのシーンは歌が終わり、静かにグッときたので良かったです。
最後の静けさを印象的にするために、歌声がある方が効果的だったと言えるかもしれませんが。
気になる次回予告は、霊幻役の櫻井孝宏のナレーションでした。
今回エクボが主役とも言える回だったので、予告はエクボ役の大塚明夫だったということかと。
もしや大人の事情なのかなど、ひねくれた見方をしていてすみませんでした。