カモフカブログ

映画、アニメ、ドラマなど

「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」感想

アメリカのテレビドラマシリーズ「ブレイキング・バッド」の続編となる映画「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」の感想です。

※一応ネタバレがあります。

 

あらすじ

監禁されていた麻薬製造工場から逃げ出すことができたジェシー

ひとまず悪友の家に身を寄せるが、ジェシーは指名手配犯として報道され行き場を失い……

 

感想

本作はドラマ本編の直後の場面からスタートしており、完全にドラマを観た上での続編となっています。

ハードな環境からは逃げ出せたものの、元の生活に戻れるわけでもなくこれからどうするのか。

警察に出頭するわけはなく、逃亡の道を選ぶジェシー

ジェシーを心から心配して手助けする悪友たちの友情にはグッときます。

逃亡のため生き抜くため、一人で手段を講じるジェシーの様子には、成長や覚悟を感じます。

 

現在のストーリーと並行して監禁時の様子も回想として描かれ、その時のトラウマに苛まれていることも分かります。

この描写は辛い……、ドラマ終盤での凶行も合わせてかなり辛い体験だなと……。

しかし、その回想の記憶から逃亡資金を得ようとしたり、辛い記憶の相手と対峙したり、そうして乗り越えて新たな道に進んでゆくのだろうと。

ラストは、穏やかな真っ当な道を想像させるもので良かったです。

幸せな未来を願ってやみません。

 

罪を償うために警察に出頭するという選択もあったとは思いますが、元々警察や法律を重視するキャラクターではありませんので、やはりそれはないかと。

しかし、人の死に関する倫理感のラインは真っ当なので、良心から罪について苦悩したり、愛する人を失うなど理不尽な目にあったりと、かなり辛い思いをしているので、出頭しないことを責める気にはなれません。

贖罪については一概にどうすべきと言うことはできませんが、十分な罰を受けているように感じてしまいますので。

 

過去の回想では、ウォルターやマイクとの会話など、良い方向の記憶の場面もあり、これもグッときます。

その頃からこういったハードな展開になったと考えると、やるせない気持ちにもなりますが。

回想シーンのトッドはドラマ本編と比べると体型差が目立ちますが、穏やかなサイコパスぶりはやはりインパクトがありました。