カモフカブログ

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漫画「SAKAMOTO DAYS」9巻感想 まさかの未来予想図

少年ジャンプで連載中のアクションコメディ漫画です。

単行本で読んでいますが、ブラックコメディだと思っています。

 

ぽっちゃり体型の坂本商店店主は、元凄腕の殺し屋。

妻子と幸せに暮らしていたが、過去の因縁から賞金首となり命を狙われることに。

ということで、家族とアットホームに過ごすかたわら、やって来る殺し屋を返り討ちにしたりする日常が描かれます。

 

主人公の坂本は殺し屋を引退したとはいえ、将来娘に近付く男がいたら瞬殺する想像をするなど、ブラックなテイストで笑えます。

 

9巻では、「未来予想図Ⅱ」のあのサイン?!の場面で、かなり笑ってしまいました。

こんな中年世代に響くネタで、しかもあれをこう使うとは、と好感しかありません。

念のため、「未来予想図Ⅱ」は1989年リリースのDREAMS COME TRUEの曲で、有名な曲なので特にファンでなくとも歌詞を知っているものです。

ファンが見たらいい顔はしないかも知れませんが。

 

アクションも本格的に魅せてくれるし、肉弾戦ではありえない破壊規模とか、漫画的な荒唐無稽さも楽しいです。

坂本がその場にある日用品などを利用して敵を倒す描写も面白い。

個人的には映画「ボーン・アイデンティティー」のボールペンがインパクト大だったので、それを思い出したりします。