カモフカブログ

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ドラマ「ガンニバル」4~7話感想 不穏感と緊迫感に引き込まれる

ディズニープラスにて配信中

 

あらすじ

前任の駐在・狩野失踪に関する事件はひとまず解決となり、学校に馴染んできた娘のためにも、駐在として供花村で暮らし続けることを決めた阿川。

村の一員として和やかに過ごすものの、阿川家族を監視しているような村人の言動に次第に違和感を感じるように。

そんな折、村祭りの準備が進む中、狩野が失踪前に連絡をとっていたと思われる相手から阿川に電話がかかってくるが…

 

感想

4話~6話は、閉鎖的な村の同調圧力がじわじわとくる恐ろしさがありました。

後藤家のあからさまに威圧的な態度も嫌ですが、ニコニコしているのが急に豹変したりと、中村梅雀の不気味さも嫌過ぎます。

 

村の閉鎖的な不穏感に、次第に真相に迫る緊迫感で、ぐいぐい引き込まれます。

 

最終話の7話は、様々な人物の本心に触れたり、人食いを阻止するための攻防があったり、祭りのクライマックスに向かって色々な展開がありましたが、そこで終わりか!と。

時間を忘れて見入っていましたが、確かにあと1話のこの時間で終われる流れではなかったですね。

原作は未読なのであとどれくらいのストーリーがあるかは分かりませんが、この終わり方はシーズン2があるのだろうと思います。

 

犯罪者を追い詰めることを楽しんでいるかのような阿川ですが、家族を想う気持ちや被害者を助けたいという気持ちは本物という気もします。

暴力的な部分の迫力と事件解決に向かう真剣さと、柳楽優弥の演技がやはり素晴らしいです。

 

暴力の場面は格好良さなどはなく泥臭くリアルに痛々しく、村の同調圧力、家や親からの抑圧などの描写も印象的です。

 

シーズン2もあると思って期待しています。

大いに続きが気になるので、楽しみにしています。