アニメ「モブサイコ100 Ⅲ」最終話まで感想 良いラスト!
※一応、ネタバレを含む感想です。
アニメ「モブサイコ100 Ⅲ」最終話まで見ました。
7~8話
脳感電波部のエピソードは、青春だなあとホッコリしました。
温度差のすれ違いがありつつも、仲間と協力して何かするのはよいものだと、好感が持てます。
8話は少し作画が荒い部分があるような気がしましたが、最後の宇宙人の星の描写は圧巻です。
ギャグテイストの宇宙人とのギャップに笑いました。
9~12話
モブの暴走エピソードは、クライマックスに相応しく、メインキャラ達の成長やモブへの想いが強く伝わり、とても良かったです。
モブと花沢のバトルシーンは見応えがあり、花沢の行動やセリフにも胸が熱くなります。
本当に、なんていい奴、いいライバルなんだと。
最終話の霊幻がモブを追うシーンも、攻撃を避けつつ瓦礫を乗り越えてゆく、緊迫感のあるスピーディーな動きが素晴らしいです。
必死な想いも伝わり、このタイミングでの音楽も良い。
やはりこういう懸命に疾走するシーンはグッときます。
霊幻がモブに自分の正体を打ち明ける場面も、やはりグッときます。
年を取って思いますが、いい大人が隠していた自分の弱い部分を打ち明けるというのは、しかも子ども相手だと、かなりの勇気がいるよなと。
モブに対する真摯な態度は好感しかありません。
つぼみの人並み外れた肝の据わりようも素敵だなと。
モブといい感じで交流が続いているようですし、微笑ましい限りです。
最後の場面は、2期での霊幻のホワイティーのくだりが、かなり笑えてかなり刺さったので、それとの対比がとても良かったです。
ラストも、こういうモブの表情で終わるのは、本当に良い終わり方だと思います。
無表情からのギャップで、改めてその変化に感動します。
コミカルなテイストで人とのつながりや成長を真摯に描くストーリーも面白く、アニメーションのクオリティも高く映像的にも楽しめました。
好感の持てる素晴らしい作品だったと思います。